本屋さんの帰り、本屋の隣にあるヤ●ダ電気に、単四電池を買いに行った。
ふと、駐車場横の畑を見たら、何やらモコモコしたものが蠢いていた。

いったい、なんじゃ、こりは!?
近寄って、見てみると羊であった。
餌に与えられたタマネギを一生懸命に食っていた。

何か自然農耕の実験みたいでった。

よく見てみると、羊のキャン玉は、ぶらんと垂れ下がってメチャでかい事に気付いた。
しかし、こんな道路わきで、羊が珍しいとはいえ、ひとりでケータイ写真をとっているなんてめっちゃ怪しい人に見えるんだろうなぁ・・・・とか考えちゃった。
この予感は当たった・・・(゜д゜)ヤ●ダ電機入ろうとすると、入口で妙な二人組が近づいて話しかけてきた。
年の頃は、40~50代半ばぐらいのオッサン。
学生時代、バイトした引っ越し屋さんにいた連中が、みんな、こんな恰好だった。
薄汚れた繋ぎの様な服を着て、引っ越し作業員か何かのよう。
無精髭を生やし、色黒で、髪もなんだか、少し乱れたまま。
妙にニコニコして人懐っこく話しかけてくる。
最初、ヤ●ダ電気の店員かと思ったけど、こんな怪しげな恰好はしていない。
とにかく不自然にニコニコ笑顔で、メチャクチャ怪しいのである。怪しい、家電量販店の前で、家電商品を売りつける新手のキャッチセールスか何か???
謎の二人組である
A(仮称)と
B(仮称)は、とにもかくにも私をひきとめつつ、
満面の笑顔と
妙に丁寧な口調で話しかけてきたのである。
A『すいません。ちょっとお聞きしたいんですけど、いいですか?』
B『あの、先ほど、あそこに立ってられましたよね、何をしてられましたか?』
私 「はぁ・・・・、いや、そこの羊を見ていたんですけど???」
私は、羊を指をさす。
このAとBは、羊の所有者か何かで、勝手に写真をとったことにクレーム付けようとしているんだろうかとか思った。
・・・・・・でも、なんか違うような気もする。
それなら、怒るかなにかするはずだ。少なくとも笑顔ではない。
A『羊・・・・?』
B『(羊を見たら納得したように)ああ、そうですかぁ。』
するとBが懐から手帳の様なものをだした。
手帳もどきには紐がついていて、落とさないようにだろう、紐を首からかけていた。

B『申し訳ありません、変なことをお聞きして、私たち、
●●警察署のものでして。』
手帳の様なものは、手帳そのものので、具体的には
警察手帳であった。そして、引っ越し作業員か何かと思っていた二人組は、すぐ近くにある●●警察署の
刑事さん達でした。
すなわち・・・・、これは、
職務質問というやつみたい。
A『じつは、この辺りの方から、
棒を持った挙動不審者が
徘徊してると通報があって、付近を捜していたんですよ。』
私「棒ぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・!!!!!!!?????」
思わず奇声をあげてしまった。
ふとすぐ傍に道を、パトカーが巡回しているのが目に入った。
どうやら、
挙動不審者出没&通報というのは本当みたい。
・・・・で、まぁ、そのあと、羊が珍しくて写真をとっていた事と、ケータイ内の羊の写真を見せて、さらに、ヤマダ電機に買い物に来たことを言ったら納得してくれた。身元を明らかにしようと思い免許証を見せようとしたけど、それは丁寧に断られた。
それで終わったんだけど、ヤ●ダ電気で電池を買って、外に出てきたら、まだ刑事さんたちは、近所の家で聞き込みをやっていた。
とにかく、疑いが晴れたのは良かった。
それと、刑事さんの満面の笑顔が、かえって不気味だった。
とりあえず、
小市民の私としては、冤罪で逮捕でもされちゃかなわんと思って、さっさと現場を離脱しました。

ちなみに、棒の挙動不審者野郎とやらは、こんな感じなんだろうか???
暑くなってきたからなぁ。
とくに、今日は暑かったし。